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吉村 寧花 
YOSHIMURA SHIZUKA

ほうきに乗って空を飛ぶ魔法使い それが未だみる私の夢だ。 小さい頃からの夢を追ううちに、当時の思い出を振り返るようになった。 一つひとつは覚えていないけれど、自分の背丈よりもはるかに大きな世界で背伸びをしながら遊ぶ毎日は、どんなに塞いでも溢れ出してくるほど輝いていた。 「わくわくしない」って、なんだろう?なぜだろう? 幼さや童心は、明るく楽しいだけじゃない。 柔らかくて、良いことも悪いこともなんでも吸収してしまう。 その毎日をもう一度思い出そう。 その時のわくわくをもう一度味わう方法があるはず。 あの頃のわくわくを胸に、私は今日も表現を追う。

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