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白石 廉 
SHIRAISHI REN

からくり時計は、決まった時間になるとメロディと共にからくり人形等が登場し、時の経過を告げ、その場にいる人々に夢を与え、記憶の中に刻まれる存在。 時間、記憶、思い出、出会い、別れ、夢、様々な私の交差点に、常にからくり時計はあった。   私は、自分を映す鏡のようだったり代弁者のようだったり、分身のような子供のような存在である「からくり人形」を取り入れた、からくり時計という過去と現在、そして未来を繋げるタイムマシン装置で、時間の中に開かれ繰り返されて刻まれてゆく不思議な世界を創造する。

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