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田中 祐太 
TANAKA YUTA

幼少期の落書きの延長のような、単純な興味や内在する記憶、感覚、ビジュアルから生まれる他意の無いドローイングに魅了され、描画の感覚や感情を探りつつ作品を描き続けている。 また制作を通し、超個人的な「ただ描く事」がパブリックに存在しているという、作品と鑑賞者の関係性にも興味を持ち、その関係を様々な関係性に重ねて媒体や展示場所、方法について模索している。 近年は技術の発展や時代の流れにより、感情や思い出、感覚の共有が容易に行われるようになり、個々の境界が薄れぼやける、現実と虚構が混ざり合うような感覚を覚え少し気味悪さを感じた事を一つの要因に、ラインテープでのドローイング作品の制作も行っている。

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